皆さまこんにちは、諏訪部です。
長らくお待たせしてしまい失礼しました(;´Д`)
お待たせしてしまった分、
頑張って書きますね!!
宜しくお願い致します!!

~二星美紀・諏訪部匡司 Joint Concert Vol.3 西宮公演~
8月14日(金) 14時開演
兵庫県立芸術文化センター 神戸女学院小ホール
『子供たちに手軽に音楽に触れてもらいたい…』
そんな想いから始まった僕たちのジョイントコンサート。
なんやかんやであっという間に本番の日を迎えることとなりました。
笑ったり、ふざけたり、
真剣に取り組んだり、時には悔しくて涙したり…
いっぱい一緒に頑張った「心会」のメンバーとの時間も一先ず今日で終わりと思うと、
感慨深いものですね。
さぁ練習の成果を発揮!!
いっちょやったりましょう!!(笑)
こちらは開演前のロビーにて、
右側は「心会」の保護者の方々から…
メンバーは勿論、
本当に親御さんたちからも沢山のエネルギーを頂いています。
有難うございますm(__)m

そして左側のお花は、
大御所のマエストロから…!!
ビックリです!!
光栄です、後でみんなで記念撮影決定♪
さて、
いよいよ開演です。
1部は今回Vol.3で初めての試み、
【オペラ】に挑戦!!
モーツァルトの最後の名作「魔笛」からお送りいたします。
素敵な写真を沢山撮って頂いたので♪
写真と共に振り返ってみますね♪

開演と同時にせっきーこと關口康祐さんの序曲から幕開け。
終演後のアンケートにも「關口さんにメロメロ」的な感想を沢山頂きました♪
流石ッス♪
序曲の終盤、
クナーベ役の3兄弟が魔法の笛をコッソリ持ってきてくれます。

歌でもしっかり皆を引っ張ってくれています。
これまた終演後の裏話ですが(笑)
特にお兄ちゃん、
大御所の先生方や僕らの同業者仲間たちが揃って絶賛しておりました♪
「彼の将来が楽しみです!!」…と。
嬉しいですねぇ~♪
僕らも楽しみにしています♪
タミーノ王子とパミーナ姫登場。

この笛のお陰で平和に暮らしています、との体です。
ちなみに今回は全曲通すと3時間近くになります「魔笛」を、
くちゃーっと良いとこ取りして、
なんと40分程にまとめて「まほうの笛」としてお送りしています♪
・ザラストロ、モノスタトスなど登場人物を少しカット♪
・本来パミーナのお母ちゃん役の夜の女王を、全力で悪の親玉に。
・その他曲順やあらすじもちょこちょこ入れ替えたりしてます♪
うちの相方、孝夫ちゃん案です☆
「良く出来ている」と皆さん褒めてくださいました♪
さて、
タミーノとパミーナの平和な暮らしも束の間(数秒)、
全力で悪の親玉に仕立て上げられた朴華蓮こと夜の女王が、
3人の手下を引き連れてやって来ます。

ちなみにタミーノ、
魔法で殴られていますね。
パミーナを捕らえられて、
必死に抵抗しますが…

夜の女王の魔法で…

…一撃(笑)


パミーナ姫も、
まほうの笛も奪われてしまいました…。
手下の3人は「心会」の神戸組のメンバーですね。
怖い役作りをしっかりしてくれました♪
練習期間は凄く短かったんです!
褒めてあげてくださいね♪
そして、
怖い小道具の槍は僕が夜なべで作りました。
誰か褒めてやってください。
ところ変わって、
陽気な音楽と共に、

パパゲーノ(孝夫ちゃん)登場♪
パパゲーノは鳥人間です。
…
何故鳥人間かって…?
知りません(笑)
タミーノはパパゲーノと出会い、
事の経緯を説明。

一緒に奪われたパミーナとまほうの笛を探す旅に出ます。
こちらはタミーノの歌うアリア、
「なんと美しい絵姿(Dies Bildnis ist bezaubernd schön)」

絵姿を見ながらこの美しい姫を必ず救い出すと誓い歌う曲です。
絵姿の小道具を用意してくれたのは孝夫ちゃん。
お願いだから絵姿のお顔、
僕らの先輩(しっかり目の男性歌手)にするのやめて下さい(;´Д`)
ところ変わって女王のお宅。

パミーナが幽閉されています。
魔法のかかった縄でぐるぐる巻きにされて逃げ出すことが出来ません、という体です(笑)
そしてパミーナの歌うアリア、
「愛の喜びは消え(Ach, ich fühl’s, es ist verschwunden)」

本来の「魔笛」ではもっと後半で歌われる曲ですね、
辛い自分の境遇を嘆き悲しみ歌います。
そこへ、
何ともタイミング良くパパゲーノ登場。
どうやらタミートとはぐれて、
偶然入って来れたようです。

ん?
どうやって入って来れたのかって…?
そんなの知りません(笑)
縄をほどいて一緒に逃げようとしますが、
女王の魔法の力でほどけません。

しょうがない、タミーノさんを呼んでくると言ってその場を離れようとするパパゲーノ。
はたして、
夜の女王にコテンパンにやられたタミーノに、
何が出来るのでしょうか?
そこにパミーナが、
役に立つから持って行きなさいと、
まほうの鈴をパパゲーノに託します。
原作ではクナーベがパパゲーノに授けるアイテムですね♪

取りあえず、
鳴らしてみると…
わらわらー、
と。

鈴の精が登場♪

原作には登場しない役ですね、
今回の演奏会の為に勝手に作りました♪

「なんてキレイな鈴の音だ♪こんなの今まで聞いたことない♪」
と、
歌い踊ります♪

いやはや、
可愛いですね♪
それにしても、
女の子ってしっかりしてます。
はぁぁぁ…(色んな意味でため息)
素晴らしい宝物だと歌い、
まほうの鈴を持ってパパゲーノはタミーノの元へ急ぎます。

さてさて、
ところ変わってクナーベたちに連れられてやって来たタミーノ。

原作では1幕フィナーレに位置する曲です。
「この道を行けばあなたは目的にたどり着けます」
と、クナーベたちが歌いタミーノにアドバイスしてくれます。
簡単な曲ではないのですが、
本当にしっかり良く声を出してくれました。
僕の中で感激ポイントです♪
「このふえが、
きっと、
あなたのちからとなるでしょぉおー」

会場がどよめきました♪
これに敵う者はいません(笑)
ぶらーばです♪
何故…、
女王が奪ったまほうの笛がそこに…?
疑問が頭をよぎる間もなく(笑)
パパゲーノ登場
轟音と共に、
夜の女王登場。
パミーナも手下たちに捕まりながら登場♪
…
まぁ、
良いんです!!

例のごとくタミーノは、

簡単に、
女王にやられます(笑)
ここで歌って頂くのが!
夜の女王の超有名アリア、
「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え(Der Hölle Rache kocht in meinem Herzen)」

超絶技巧!!
ふぁりょん女王様、素晴らしく歌い切ってくれました♪
ちなみに、
心会のみんなが良く真似して歌いたがっています。
難しすぎるっちゅうねんッ!!
はうぁぁッ!!
もう絶体絶命ぃッ!!
その時パミーナにうながされパパゲーノが例の鈴を鳴らします!!
「そうか、その手があったんかぁぁ~」

孝夫ちゃん、
もとい、
パパゲーノの、
へんてこりんな関西弁と共に鈴の音が鳴り響き…、
…
わらわらわら…

再登場(笑)

まぁ、
スタンバイ中、
袖で遊びまわらなくなっただけでも、
良しとしましょう、
上手組さん(笑)
鈴の精のドタバタにまぎれて、
クナーベのお姉ちゃん組がタミーノにまほうの笛を持ってきてくれます。

写真中央、
4人でタミーノに、
「せーの、
頑張ってッ!!」
揃ったためしはありませんが(笑)
勇気を有難う♪
クナーベから授かったまほうの笛を吹くタミーノ。

正確に言うと、
吹くマネをするタミーノ。
逆サイドでは、

本当に吹いてくれている、ゆりのちゃん(中2)!!
はるばる島根より参加してくれました!!
心から感謝です!!
未来の大フルーティスト目指して!!
またご一緒しましょうね♪
まほうの笛の力により、
女王の悪の心が浄化されます♪

一緒に、
手下たちの心も浄化されます♪

表現するって大変だけど、
本当に素晴らしい事です♪
そしてついにタミーノとパミーナが再会します。
感動の再会です!!
「パミーナ!!」
「タミーノ!!」

パ「きっと助けてくりれると…」
…
タ「これも全てまほうの笛の力のおかげんさん!!…」
…
稽古では良くカミカミしたシーンでしたね。
本番は二人とも良く出来ました…(笑)
さぁ、めでたしめでたし。
みんなで帰りましょう!
喜ぶタミーノとパミーナをよそに、
何故か浮かない表情のパパゲーノ君。
?
パミーナが気付きます。
パ「パパゲーノも独りでは寂しいんじゃない?
彼女が欲しいんだわ!
きっとそうよ!
そのまほうの鈴を鳴らしてみたら♪」
米子公演では、
最前列に陣取ったパパゲーナちゃんのお友達軍団が、
居ても立っても居られなくなってザワついたシーンですね♪
舞台から見てて可愛かったです(笑)

物語的には、
パミーナのやや強引な引っ張り方ですが、
いつの時代も女の感は鋭すぎると言うことで、
許してくださいませ(笑)
パパゲーノが高らかに歌いながら鈴を鳴らします。

お待たせしました…
すると…
クナーベに連れられて…
じゃーん!!

パパゲーナ(小6)登場!!
可愛くもしっかりと、
有名な「パパパの2重唱」を歌ってくれました♪

こちらは二人?
二羽の愛の結晶(たまご)です♪

歳の差20歳デュエットでした♪
やはり「魔笛」は、
いくら頑張っても、
この曲が全部持って行くんだなぁ、と、
しみじみいつも感じます♪
そしてパパパの勢いに乗ってそのまま終幕!!

フルートの前奏に始まり、
最後は 出演者全員で、
「Es siegte die Starke und kronet zum Lohn~♪」
と、言語で歌って幕です!!
年中さんから小学校6年生、
からの30歳代までみんなドイツ語で歌いました♪♪
『子供たちに手軽に音楽に触れてもらいたい…』
折角だから歌い、
そして衣装をつけ演じるところまでやってきました♪
僕たちの当初の想い通り、
いや、
それ以上にガッツリ音楽に触れてもらえたと思います♪
さて、
沢山書きました(笑)
これで1部は終演です。
2部については明日アップします♪
ご期待くださいませ♪
ではでは、失礼します。
諏訪部匡司