皆様こんにちは、諏訪部です。
本格的な梅雨の到来か、と怯えておりましたが思い過ごしでよかったと♪
バタバタとした6月も無事終えることが出来そうです。
さて昨日はこちらでした!!
詩吟とヤマトタケルのコラボレーション。
さて一体どの様な1日になるのかワクワクドキドキしておりましたが、早速ご紹介していきますね。
「羽曳野から《ヤマトタケル》を発信していこう!」
日本における第九のような位置づけを目指し、三枝成彰さん作曲のオラトリオ《ヤマトタケル》を演奏し続けている「シグナス混声合唱団」。
シグナスとは「白鳥」の意ですね♪
韓国行って歌ったり、
先日は韓国の合唱団招いて演奏会したり、
今日は詩吟と詩舞の皆様と、
来週は羽曳野の合唱祭ですって!
シグナス、売れっ子やな…
本日は詩吟朗詠錦城会 大阪府本部40周年記念大会が羽曳野で行われるということで、特別出演と言う形でお招き頂きました。
場所も白鳥陵近く、お馴染みの「LICはびきの」でございます♪
わたくし諏訪部は少しではございますが、「ヤマトタケル」役を歌わせて頂きました、有難うございますm(__)m
大和は 国の まほろば
たたなずく 青垣
山こもれる
大和しうるはし
ヤマトタケルが亡くなる前に故郷を偲んで歌ったものなのですが、
どうやら、この詩でのコラボレーションをするみたいです。
楽しみですね♪
僕自身、生で詩吟や詩舞を拝見させて頂くのは今日が初めてでした。
まず第1印象、とても迫力がありました。
男声も女声も、裏声をあまり使わずいわゆる「地声」でしっかり歌われます。
子音の飛ばし方や頭声への抜け方など、PA(マイク)を使っているとはいえ歌われる人によって響かせ方様々でしたので、
「なるほどぉ」と僕たちの歌の分野に通じる面も多く、目から鱗でした♪
そしてあの独特の歌いまわしは唯一無二ですね。
歌詞からの心情や場面背景にも影響しているのでしょうか…?
また勉強してみたものです♪
全部は拝見できなかったのですが、
「書道吟」や「華道吟」、そして物語形式なものまで幅広く、
耳でも目でも楽しめるまさにエンターテイメントなんだなぁ、と。
…クラシックも負けていられないですね。
シグナスと言えばこちら「LICはびきの」がホームグラウンドみたいなものなのですが、
今日はまた、いつもと違う雰囲気を楽しむことが出来ました♪
600名以上の客席が満席!大型バスもちらほら!全国から来られているみたいですね、スゴイッス。
流石日本古来からの伝統芸能…。
…く、クラシックも負けていられないですね…(汗)
さて我が「シグナス混声合唱団」の出番はと言いますと、
ちょうど会の真ん中ほど、
幕が下りている間に舞台上に我々も詩吟の方々も板付きスタンバイ。
緞帳が上がり、まず琴と尺八の伴奏で例の詩を吟じられまして、
続いて20分程のプログラムでオラトリオ《ヤマトタケル》より、演奏させて頂きました。
本日一番の感想なのですが、
…、シグナス上手くなったなぁ…
上から目線ですいませんm(__)m
三枝成彰さん作曲のこの曲、決して簡単と言えず、
ゾクッとするような甘美な旋律があると思えば、タケルを襲う様々な神々の怒りの合唱など難易度最高潮です。
いくら神様って言ったって、そりゃ無理やろみたいな高音の連続なんて大変だろうに…。
他人事みたいですいません(笑)
共演のヤマト姫役、田中裕子さんは言っていました、
『詩吟を聴きに来て下さったお客様達が果たして毛色の違う私たちの演奏を受け入れてくれるのか。
心配していましたが、シグナスの歌い出しの瞬間、会場全体が聴く姿勢を取ってくれた。
シグナスの皆は少なからずその雰囲気を感じ取って、
そしてエネルギーに変えて歌うことが出来た♪』
「本番に強い」なんて言葉がありますが、
なるほどダテに演奏会の経験を積んできてはいませんね、売れっ子シグナス。
地力が付いてきているのかな。
全曲演奏も夢ではないと、期待の持てる根っこが感じられる歌唱でした♪
諏訪部も頑張りますm(__)m
最後に、終演後のオフショットです。僕もしっかり精進して、売れっ子シグナスに負けないように頑張ります!
写真撮影後ほっこりしておりましたら、
団長より…
『では私たちはこれから来週の合唱祭に向けての稽古です、諏訪部先生、お疲れ様でした。』
今から稽古て…
シグナス、売れっ子…(汗)
諏訪部匡司