こんにちは諏訪部です。
今日は初演奏会レポート!自分が出演するのではなく、客観的に演奏会を見て聴いて感じたことをお届けできればと思います。と言ってもそんなに難しい事や為になることは書けないと思いますが…、あしからず(汗)
いばらきオペラ亭 vol.18
《リータ》
G.ドニゼッティ 作曲
2014年6/11(水)14時開演
茨木市市民会館 ドリームホール
行って来ました いばらきオペラ亭。
皆様お馴染み木村孝夫くんが企画運営しています演奏会です。
オペラは敷居の高いものでもないんだよ、と。手軽に身近にそしてクオリティの高いものを解説も交えオペラ初めての人にとても親切に、そして何度も通っている人にも嬉しい工夫や特典が満載でリピーターの方も多いとか、いつも満席みたいです。これを年に4回ほど、毎回違う演目を上演されています。いやはや、木村くんスゴい♪♪♪
ちなみにわたくし諏訪部も以前に1度、《蝶々夫人》で出演させて頂いています。息子のデビューでもありました思い出のハラハラドキドキ公演、父親と歌手はいっぺんに出来ませんと、勉強になりました(笑)
今回のお話はドニゼッティの書いた1幕完結もの。紅一点一人の女性を二人の男性が奪い合うのではなく、なんと押し付け合う(笑) 面白い1時間ほどの演目です。喜劇的な要素のみではなく、思わず口ずさんでしまう素敵な旋律や技術を競い合うような早口合戦など盛り沢山です。
リータの夫ベッペ役は、諏訪部は谷を見て育ったと言っても過言ではない、谷浩一郎さん♪ 流石、しっかり計算された歌唱と人を引き付ける立ち居振る舞い、勉強になりましたm(__)m
元夫のガスパロ役は嶋本晃さん。諏訪部も何度かご一緒したことがあるのですが、大好きな先輩です。安定感のある歌いまわしとお茶目で可愛いボケのギャップは最高でした。
そして表題役、宿屋の女将のリータは望田静香さん。初めて拝見する方でしたが舞台映えする素敵なお顔。お兄さんたちに引けを取らず立派に主役を務められていました。
やはりクラシック、オペラの醍醐味はライブ!生演奏! 間近で見て聴く歌や芝居は勿論のこと、伴奏の伊原敏行さんとの息で合わせたコンタクトも流石です。そんなに大きくない会場ならではの客席との一体感、いいですね♪ 久し振りにお腹を抱えて笑ってしまいました。
これで前売り1,500円ですもんね、人気出るわけです。
何度も言いますがクラシックを、オペラを身近に感じさせてくれる素晴らしい公演だと思います。木村君…、ちょっと見直しました。
次回公演は《仮面舞踏会》だとのこと、皆様ぜひ一度、茨木へ素敵な午後のひと時を過ごしに行ってみて下さいm(__)m
あー笑った笑った、楽しかった♪
さて現実へ戻らなくちゃ…。僕は修行しに、オペラハウスへ行って参ります…(汗)
諏訪部匡司